第53回Cross Roads勉強会

平成30年1月17日(水) 20:00~22:00
開催場所:医療法人せいすい会 あそうだ整形外科クリニック
第53回Cross Roads勉強会を開催しました
演題 :変形性膝関節症を呈した人工膝関節置換術を施行された症例
       大坂整形外科医院 緒方 廉 先生

 変形性膝関節症(以下、膝OA)は高齢者に多い疾患の1つであり、現在、我が国においてはその患者数は約2530万人と推定される。人工膝関節置換術(total knee arthroplasty:TKA)は、その治療法の1つとして、2013年には年間8万人を超える手術が施行されているのが現状である。
 今回は、このTKAを施行された症例について、術後リハにおける問題点と注意点について紹介して頂きました。術後リハにおいて問題となってくることには、炎症反応のコントロール及び、他関節からの影響があり、人工膝に対する悪影響を生理・解剖・運動学的に概説して頂きました。また、注意点として、本症例においては、反対側の変形性膝関節症も患っておられ、反対側からの影響も考慮する必要性を概説して頂きました。
 フロアーからも姿勢アライメントについてなどの質問があり、私の方からも実技を踏まえその評価方法と、治療アプローチについてお話させて頂きました。臨床において膝OAは数多く接する疾患でありますが、その症状は種々様々であり、我々理学療法士は、その方その方にあった治療方法を考え、対応していくことが重要であると思います。発表して頂いた緒方先生ありがとうございました。 

文責 永野