木曜定期勉強会(令和2年6月25日)
本日は、「膝関節の不安定性と理学療法のポイント」について文献をもとにディスカッションさせて頂きました。膝関節(大腿脛骨関節)は人体中で最も大きな荷重関節であり、十分な関節安定性が必要とされます。また、膝関節の運動範囲は非常に大きく、その動きは単なる屈伸のみではなく、屈伸に伴う回旋運動が重要となってきます。この回旋運動の不安定性(運動異常)が引き起こされることによって、様々な障害を引き起こします。
膝関節の不安定性の要因として靭帯損傷が挙げられますが、特に前十字靭帯損傷においては、日常生活およびスポーツ動作などにおいて重大なリスクファクターとなります。
この膝関節不安定性に対する理学療法としては、損傷部位の保護および運動連鎖・荷重連鎖からの回旋コントロールを行っていきます。その中でも特に重要となるものに、体幹コントロールが挙げられます。当院においては、体幹機能(コア系機能)を中心に、骨盤・股関節コントロールを行い、症状改善を図っています。